きっと意味がある。
高校の国語の先生が、変わった人でした。
詩、小説だけでなく、漫画、映画まで、いろいろなものを題材に授業をするのです。
その先生が授業の最後に必ず披露する「スーパー読解」が僕は大好きでした。
このシーンは、実はこういうことを表しているんじゃないか?
このモチーフは、人間のこういう部分の象徴なんじゃないか?
深読みに深読みを重ねるその姿勢に、「意味もなく配置されたものなんて、ひとつもない」という、作者への最大のリスペクトを感じたのです。
卒業して何年もたつけれど、あの人の教え子として、読解で世界を楽しむことをいつまでも忘れずにいたいと思います。
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